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第1回プレイング浜渦 演奏会

last modified: 2013.5.26
report by @masakzk

flyer1.pdfflyer2.pdf
フライヤーデザイン:@mahirok PDFはこちら

Pre-production

会場入り

ついに本番を迎えた第1回プレイング浜渦、当日は13:00に演奏者・スタッフが渋谷ラトリエbyAPCへ集合しました。会場に到着すると、挨拶もそこそこに最終確認ミーティングへ。各スタッフの動き、カメラ・マイクの位置、工程表確認、観客の動線確認、打ち上げ準備と片付けなど、それぞれの段取りを確認していきます。今回は運営スタッフと演奏者を兼務して頂いた方も多く、演奏に集中しながらもそれぞれのスタッフとしての動きに気を配る…という中々忙しい仕事をこなしてもらいました。

リハーサル

会場の準備が終わると、リハの時間です。今回は総勢10名の方にご出演頂きました。バリバリピアノを弾いてらっしゃる方から私のようになんちゃって奏者まで、とても多彩なメンバーが集まりました。

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左からゆみさん・長尾さん・Bさんによる異色トリオ。長尾さんがお持ちの楽器はニッケルハルパというスウェーデンの民族楽器だそうです。お三方の演奏は私も当日のリハで初めて聞いて大変感動したのと、これは最高のスタートを切れるに違いない…!と確信しました。

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いずみさん(pf)・じゅんやさん(vn)によるデュオです。客席で聞くスタッフや出演者の方の間にも、程よい緊張感が漂う心地良い空間でした。

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カメラ、DJ機器、マイク、プロジェクタの準備など、スタッフの方々は大忙しでした。そして、そんな準備中に…

サプライズ

2013年5月11日、浜渦正志さんはドイツのヴッパータールで開催されるFFオーケストラコンサート「Final Symphony」に向かわれたため、日本を不在にしておられました。実はプレイング浜渦の前日、浜渦さんはドイツより以下のようなツイートをして頂いたのです:

他ならぬ浜渦さんご本人にこのようなお言葉をかけて頂けるとは、我々の方こそこんなに有り難いことがあるでしょうか…。ところが、なんとそんな浜渦さんより、会場準備中の我々スタッフへ演奏会の開催を祝して「バルーン電報」が届いたのです!!これは本当に驚きました。バルーンが会場に到着した時の出演者・運営スタッフの盛り上がりは忘れられません…!

ちなみにプレイング浜渦はファン有志による非公式イベントです。出演者・運営スタッフはツイッター等で知り合い、浜渦さんやMONOMUSIKさんと関係のある団体ではありません。今回の電報の件も全て浜渦さんのご厚意により成り立っております。本当にありがとうございました!

Live

開場

プレイング浜渦は入場無料の演奏会で、かつ当日は雨天ということもあって客入りに関しては読めない部分が多く、下手したらガラガラになるのでは…という事態も考えられたのですが、蓋を開けてみればそんな心配は杞憂でした。開場15分前からお客さんが並び初め、開場時間には8割方埋まってしまいました。皆さまの浜渦愛を感じますね!ドアマンのお二方、ありがとうございました(たむさん@musi、くろふぇんりるさん@KuroFenrir)。

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会場は出演者・スタッフ・観客合わせて70名弱の浜渦ファンで埋まりました。少し手狭に感じた方もおられるかもしれませんが、その分演奏者・観客の距離が近いライブになったかと思います。

開演

さて、いよいよ開演です。当日のプログラムは急遽前日に仕上げて頂きました。デザインはまひろさん @mahirok で、プレイング浜渦フライヤーデザインも手がけて頂いております:

playinghamauzu_program_rev003.pdf
PDFはこちら

トップバッターは先程お伝えしたゆみさん@yumi_5dl・長尾さん・Bさん@botan_jiroによるトリオで「Feldschlacht」「Erfolg」「サンレス水郷」です。司会のお二方(あやーのさん@aya_no_net、めたりこさん@Happachin)のMCがはさみ、りもねさん @rigura による「"α"1」「"α"2」と続きます。りもねさんは静岡県在住(!)なのですが、プレイング浜渦のために何度も上京してくれるほどの浜渦ファンです。見習いたいですね…。さらにあやーのさん @aya_no_net による「"β"3」「ビサイド島」。あやーのさんはプレイング浜渦のスタッフが集まるきっかけとなった、mixiコミュニティのオフ会幹事の方です。そしてみけさん @mi_Ke108 による「Winterhof」「Stummer Dialog」「T_Comp1」です。選曲がにくいですねー。プレイング浜渦の理論的支柱的存在(?)なお方です。

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ここからは3組のデュオコーナ。まずはあやーのさん、みけさんによる「"γ+"1」、あやーのさん、いずみさんによる「"γ+"3」、最後はいずみさん、じゅんやさんによる「Interludium」「Botschaft」です。やっぱりデュオはいいですね、息の合った演奏をみるととても楽しそうです。「浜渦オールデュオ」なんてコンサートも面白いかもしれませんね。

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ソロのコーナーへ戻ってきました。まずはいずみさん @123s712 による「"α"3」「生誕のレクイエム」。圧巻の一言、素晴らしい演奏でした。この安定感はどうやったら出せるのか…。そしてぶらんちみいとさん @branchmeat による「"β"4」と「ファングのテーマ」です。ぶらんちみいとさんはニコ動でも活躍されているピアニストですね。ファングのテーマの低音の迫力がすごかったです。いずみさん、ぶらんちみいとさんとテンションを上げておいて、次の私 @masakzk による「天翔ける翼」で一気にダダ下がります。申し訳ございませんでした。そして最後、じゅんやさん @junya___ の「Botschaft〜Besaid」です。アレンジが素晴らしく、観客の皆さんにもとても好評でした!全体的に、サガフロ2で浜渦さんを知った方が多かったためか、やはりプログラムもPiano Pieces SF2からの出典が多かった気がします。

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懇親会

今回は、演奏会の後に懇親会としてファン同士の交流の場を設けさせて頂きました。その場で打ち上げ可能の会場だったこともあり、終演後の独特の高揚感に包まれた会にすることができたような気がします。と、ここでサプライズ2。リトルジャックオーケストラの方がたまたま会場内にいらっしゃり、懇親会前にpf+vnで即興演奏をしていただける一幕がありました。曲は「"α"3」で、ピアノはいずみさん。バックには先日発売されたばかりのImeruat DVDが流れています。

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懇親会中はあちこちで持ち寄りの楽器による即興セッションが始まり、浜渦さんやゲーム音楽のお話で大変盛り上がりました。会場内BGMはばるちょんさん@Microglobe360、ケータリングは代々木上原のchiobenさん http://chioben.ko-me.com/ にお願いしました。一風変わった可愛らしいお料理ばかりで、参加者の皆さまも楽しんで頂けたのではと思います。

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Post-production

終演

さて楽しい時間は過ぎ、片付けとなってしまいました。今回の演奏会を主催した運営チームに、この種のイベントを企画した経験のある者がほとんどいなかったため、もしかするとゲーム音楽の演奏会としての慣例(があるとして)通りでは無かったかもしれません。また、運営上の細かな不手際もあったかもしれませんm(__)m しかし出演者・スタッフ一同全力でよいものを作ろうとした結果でしょうか、特に大きなトラブルもなく最後まで奇跡的なバランスで通すことができました。出演者・スタッフの方々、来ていただいた皆さま、そして浜渦さんとMONOMUSIKさんに心から感謝いたします。本当にありがとうございました!

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Behind the Scene

今後について

プレイング浜渦は、まだ始まったばかりです。今回のイベントを通して、色々な改善点・課題が見えてきました。まだまだ手探りな部分が多いですが、せっかく多くの浜渦ファンの方々と良い関係を作ることができた今、反省点を生かし次回はよりよい演奏会の開催を目指して精進したいと思います!次回の演奏会とはどうあるべきか?、今回の反省点をどう改善していけばいいか?、運営スタッフの体制は?…など、まだまだ話し合うことは沢山あります。第2回開催も「企画会議」を通して、プレイング浜渦のあるべき姿を模索したいと思います(また募集をかけます!)。ご興味のある方、ぜひ一度顔を出してみてください!

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おまけ

バルーンと戯れる人々

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